2013/06/20

〈ユリウス・カイルベルト〉サクソフォーン セールス・ミーティング

株式会社ビュッフェ・グループ・ジャパンさんに招かれ、
カイルベルト サックスの商品説明会に行ってまいりました。


カイルベルトは、知る人ぞ知るドイツのサックス専門メーカー。
アメリカのジャズシーンを中心に名声を得ているブランドです。

その歴史は1925年、ドイツのナウハイムにてスタートし、
現在では、楽器製造の街として長い歴史を誇るマルクノイキュルヘンの工場も合わせ持って、すべての楽器をドイツ国内で製造しています。

使用アーティストは、
ジャズ黄金時代(1950~60年代)より活躍していたアルトサックスの巨人、ジェームズ・ムーディ、

80年代には、スムース・ジャズの父として知られるグローヴァー・ワシントン・ジュニア、

“ザ・ビッグマン”の愛称で親しまれたクラレンス・クレモンズ(ブルース・スプリングスティーンというアメリカで有名なバンドのロックンロール・サックス・プレイヤー、レディ・ガガとも共演)をはじめ、

現在も、カーク・ウェイラムや、アーニー・ワッツ、デイヴ・リーヴマンなど数多くのプレイヤーに愛用されています。


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今回は新しい製品発表も兼ねた商品説明会で、ジャズ奏者でありプロダクト・マネージャーのAl Maniscalco(アル・マニスケルコ)さんがアメリカから来日されて、
丁寧にプレゼンテーションしていただきました。
そしてなんと、カイルベルトユーザーによるデモンストレーション演奏も!

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真ん中にいらっしゃるのが、国内外で精力的に活動されているメジャーバンド
「ソイル・アンド・ピンプ・セッションズ」の元晴さん。
右が、スタジオミュージシャンでジャズサックス奏者の石川周之介さん。
テナーサックス三人による見事なセッションでした。

これはビュッフェのスタッフさんたちにもサプライズだったようで、パーティーの終わり頃
おもむろに元晴さんがアドリヴを始めたかと思うと、石川さんとアルさんも次々に参加、
ソロやベースやハーモニーを阿吽の呼吸でかわりばんこに演奏し、
その≪何か起こるかワカラナイ感≫で、会場は異様な興奮に包まれました!

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拍手と歓声で大いに盛り上がり、演奏が終わった後も皆さん素晴らしい笑顔に…!!!



元晴さんとは、いつも選定でお世話になっているのですが、お会いするのは初めてでした。
とってもオープンマインド、気さくな方で、楽しくおしゃべりさせていただきました。

そして驚いたことに、「爆音ジャズ」「デス(Death)ジャズ」と称されるソイルでの表現方法、
スラップタンギングやフラッター、音量の大きい、激しい音色だけでなく、
実はアカデミックで正攻法なアドリヴもしっかり技術として持っていらっしゃって、
なおかつびっくりするほど繊細でピュアで美しい音色も出されていて、
その演奏のギャップ、音の振り幅たるや本当に驚愕しました。


カイルベルトの魅力は、

音の表現力。

それはジャズサックス奏者の石川周之介さんも強く主張されていたことで、

ヴィンテージSelmerのような柔らかく深い音色、
艶のあるスムース・ジャズの音色、
タイトでスピード感が求められるファンク系の音色、
包み込むようなクラシカルな音色…等々どのようなジャンル、演奏シーンにおいても

自由自在な音色の使い分けができるポテンシャル(潜在能力)を秘めているのがカイルベルトだと
語っておられました。

ただ単にベルが大きくて粗削りな音がする、だけではないと。
レスポンスの良さ、優れた音の立ち上がり(これはお二人とも強調)、
なにより自分だけの音が出せる表現力を備えた楽器。

改めてカイルベルトの色んな魅力を知ることができ、貴重で楽しい体験をさせていただきました!



SOIL & "PIMP" SESSIONSと椎名林檎「殺し屋危機一髪」6月26日発売
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元晴さんが使用しているブラックニッケルモデルはこちら



石川周之介さんも参加している、東京中低域

石川さんが使用しているテナーサックスShadow(シャドウ)販売中です