2020/01/24

ラッカー仕上げのユーフォニアム

世界的なユーフォニアム奏者、スティーブン・ミード氏監修によるベッソンの新しいユーフォニアムが入荷してきました。
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(画像をクリックすると商品ページへ移動します)


本モデルは、国際的ソロ奏者であるスティーヴン・ミード氏の提案により、従来のクリアラッカーに金色を加えた、ゴールドラッカー仕上げとなっております。
ミード氏ご自身のInstagramでも愛用中の写真を公開。


BESSON製品ページより、コメント抜粋:
「パーツ部分以外の管体は、すべて美しいゴールドラッカーです。自然と息が入り、音色も低音から中音、中音から高音まですべての音域で、豊かなサウンド、ポジティブでパワフルなレスポンスにより、今までで最高のユーフォニアムになりました。」



ゴールドラッカー仕上げの他、大きな特長としてはマウスパイプの支柱が外されている点です。
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こちらは通常のPrestige。
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この部分は外囿さんモデルのBE968J-1では、ベルに半田付けされていたりと、楽器の仕様によってバランサーのような役割もあります。


店内にて吹き比べを行いました。
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BE20522-8Gは、空気がまるごと包み込まれるような柔らかさがあり、ミードさん自身が表現する音のイメージそのものでした。
そして、ラージベルの魅力が大いに活かされているモデルです。
ベルが大きいことで音に厚みが出て、特に中低音の迫力は圧倒的。音量もアップしますが、コントロール性は失われていません。
マウスパイプの支柱が外されているため、息を入れた際の抵抗感が軽減され、音をフォーカスしやすくなっています。


あわせて試奏した、スタンダードベルのBE2051-1クリアラッカー仕上げは、
吹き心地が気持ち良く、なにより音を安定させるのが楽。身体への負担を減らしつつも良い音が追求できるモデルと感じます。
このモデルもラッカー仕上げではありますが、Prestigeという楽器自体の重量感とベルの厚みによって音はしっとり、
ナチュラルな響きで音が飛んでいきます。


まず、「スタンダードベル」か「ラージベル」を選択するかどうか、悩みどころではあります。
細かいパッセージや軽やかな表現にも対応しやすく、少しの息でパッと反応してくれる性能の良さを持つ、スタンダードベル。
対して、ラージベルでしか得られない、重厚なサウンドもまた魅力的。
プロ奏者の中でも好みが別れるところです。


「ラッカー仕上げ」という見た目から皆さんはどんな音をイメージされるでしょうか?
コルネット(BE2028-1)もそうですが、ラッカー仕上げであってもベッソンらしい柔らかさと、上品でしっとりとした音色が健在しており、素材(真鍮)本来の自然な響きや、柔軟性を発揮できるのではないかと思います。
近年、ラッカー仕上げを選択する方が増えています。奏者自身が持っている「声」=「自分にしか出せない音」を表現しやすいのではないでしょうか。
ベッソンはラインナップも増え、表面仕上げや、ベルの大きさ、そのほか仕様を選べることで奏者の細やかなニーズに寄り添います。

ご興味ある方、ぜひ一度店頭にてお試しください。
ご試奏だけでも大歓迎です。